イヤホンのマイクが使えない・声が小さいときの確認ポイント
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この記事でわかること
- イヤホンのマイクが使えないときの基本的な確認方法
- マイク付きイヤホンかどうかを見分けるポイント
- パソコンやスマートフォン側で確認したい設定
- 自分の声が小さい、遠いと言われるときの対処方法
- 変換アダプタを使うときの注意点
イヤホンから相手の声は聞こえているのに、自分の声が届かない。
Web会議や通話で「声が小さい」「少し遠く聞こえる」と言われる。
そんなときは、イヤホンの故障だけでなく、マイクの有無や接続方法、パソコンやスマートフォン側の設定が影響しているかもしれません。
原因はいくつか考えられますが、順番に調べていくと、原因を絞り込みやすくなります。
この記事では、イヤホンのマイクが使えないときや、声が小さく聞こえるときに確認したいポイントを、初心者向けにご紹介します。
最初に確認|イヤホンにマイクは付いている?

有線イヤホンには、音を聞く機能だけを備えた製品と、通話用マイクを搭載した製品があります。
イヤホンから音が聞こえていても、マイクが付いていなければ、自分の声をイヤホン側から入力することはできません。
まずは、商品ページやパッケージ、取扱説明書などに、次のような表記があるか確認してみましょう。
- マイク付き
- 通話対応
- ハンズフリー通話対応
- マイク内蔵リモコン
有線イヤホンでは、製品によってケーブルの途中にリモコンや小さな穴が付いた部品があり、その部分にマイクが内蔵されていることがあります。
ただし、リモコンのような部品が付いていても、搭載されている機能は製品ごとに異なります。
見た目だけで判断せず、製品仕様でマイクの有無を確かめるのが確実です。
マイク付きの製品を探している方は、こちらから対象商品をご覧いただけます。
イヤホンを奥まで差し込めているか確認する
プラグが端子の奥まで差し込まれていないと、音は聞こえてもマイクが認識されないことがあります。
スマートフォンケースや端子周辺の形状によっては、プラグが途中で止まることもあります。
- プラグが端子の奥まで入っているか
- スマートフォンケースが接続を妨げていないか
- 端子やプラグにほこりや汚れが付いていないか
- 変換アダプタとの接続が緩んでいないか
一度イヤホンを抜き、プラグや端子に異常がないかを確かめてから、まっすぐ差し直してみましょう。
強く押し込んだり、端子の内部を尖ったもので掃除したりするのは避けてください。
パソコンの端子がマイク入力に対応しているか確認する

パソコンの3.5mm端子には、イヤホンとマイクを1つの端子で使えるものと、音声出力とマイク入力が別々になっているものがあります。
イヤホンマークだけが付いた出力専用端子へ接続した場合、音は聞こえてもイヤホンのマイクは使えないことがあります。
デスクトップパソコンなどでは、イヤホン・スピーカー用とマイク用の端子が分かれていることも珍しくありません。
- ヘッドセットマーク:音声出力とマイク入力の両方に対応する場合がある
- イヤホンマーク:音声出力のみの場合がある
- マイクマーク:マイク入力用
- 緑色の端子:音声出力に使われることが多い
- ピンク色の端子:マイク入力に使われることが多い
端子が分かれているパソコンで、1本のプラグを使うマイク付きイヤホンを接続する場合は、分岐アダプタが必要になることがあります。
端子の仕様はパソコンによって異なるため、取扱説明書やメーカーサイトもあわせて見ておくと安心です。
変換アダプタがマイク入力に対応しているか確認する
イヤホン端子のないスマートフォンやパソコンでは、USB Type-Cなどの変換アダプタを使うことがあります。
ここで注意したいのが、すべての変換アダプタがマイク入力に対応しているとは限らない点です。
音楽は再生できても、マイクやリモコン機能は使えない製品もあるため注意しましょう。
変換アダプタを選ぶときは、商品説明で次の表記を見ておきましょう。
- マイク入力対応
- 通話対応
- 4極イヤホン対応
- ヘッドセット対応
「4極イヤホン対応」と書かれていても、接続機器やイヤホンとの組み合わせによって機能が異なることがあります。通話やマイク入力への対応が明記されているかも確認しましょう。
すでに変換アダプタを使っている場合は、イヤホンを別の機器へ直接接続し、マイクが使えるか試すと原因を切り分けやすくなります。
別の機器では使える場合、イヤホン本体ではなく、変換アダプタや接続先との組み合わせが影響していると考えられます。
パソコン側で使用するマイクを選ぶ

イヤホンを接続していても、パソコン内蔵マイクやWebカメラのマイクが選ばれていることがあります。
Windowsでは、サウンド設定の「入力」から、現在使用するマイクを確認できます。
Windowsで確認する主な項目
- 設定を開く
- 「システム」から「サウンド」を開く
- 「入力」で使用するマイクを選ぶ
- マイクへ向かって話し、入力レベルが反応するか確認する
- 必要に応じて入力音量を調整する
イヤホンのマイクへ向かって話しても入力レベルが動かない場合は、別のマイクが選ばれているか、イヤホンのマイクが認識されていないと考えられます。
Web会議アプリにも個別のマイク設定がある場合は、パソコン本体と同じマイクが選ばれているか確認しましょう。
アプリのマイク使用が許可されているか確認する
イヤホンやパソコンの設定に問題がなくても、Web会議や通話に使うアプリへマイクの使用が許可されていないことがあります。
特定のアプリだけでマイクが使えないときは、端末のプライバシー設定を見直してみましょう。
Windowsの場合
「設定」から「プライバシーとセキュリティ」を開き、「マイク」でマイクへのアクセスが許可されているか確認します。
デスクトップアプリから使用する場合は、デスクトップアプリのマイクアクセスに関する設定もあわせて確認してください。
iPhoneの場合
「設定」から「プライバシーとセキュリティ」、「マイク」の順に開き、使用するアプリが許可されているか確認します。
アプリが一覧に表示されないときは、そのアプリを一度起動し、マイクの使用を求められた際に許可してください。
Androidの場合
端末の設定から対象アプリを開き、「権限」などの項目でマイクの使用が許可されているか確認します。
設定画面の名称や場所は、端末やOSのバージョンによって異なります。
「声が小さい」「遠い」と言われるときの確認ポイント

マイクは使えていても、声が小さい、遠い、聞き取りにくいと言われることがあります。
その場合は、マイクの位置や入力音量、周囲の環境を見直してみましょう。
マイクの位置を確認する
ケーブルにマイクが付いているイヤホンでは、マイクが口元から離れすぎると声が小さく聞こえます。
ケーブルが服の内側へ入っていたり、マイク部分が襟や髪に隠れていたりしないか見てみましょう。
反対に、口へ近づけすぎると、吐息や衣服との摩擦音を拾いやすくなります。実際に録音しながら、聞きやすい位置を探る方法もおすすめです。
入力音量を確認する
パソコン側の入力音量が低く設定されていると、相手へ届く声も小さくなります。
サウンド設定やWeb会議アプリのマイクテストを使い、話したときに入力レベルが動いているか確かめましょう。
周囲の音を減らす
エアコン、扇風機、タイピング音などが近くにあると、自分の声が聞き取りにくくなります。
静かな場所へ移動する、マイクと雑音の発生源を離すなど、環境を少し変えるだけで聞こえ方が改善することもあります。
順番に確認したいチェックリスト
- イヤホンにマイクが付いているか確認する
- プラグや変換アダプタを差し直す
- 接続先の端子がマイク入力に対応しているか確認する
- 変換アダプタが通話やマイク入力に対応しているか確認する
- パソコンやアプリで使用するマイクを選び直す
- アプリのマイク使用権限を確認する
- 入力音量とマイクの位置を確認する
- 別の端末や別のアプリでも試してみる
別の端末でも同じ症状が出る場合は、イヤホンやケーブル側に問題がある可能性があります。
反対に、別の端末では問題なく使える場合は、接続先の端子、変換アダプタ、設定などを見直してみましょう。
改善しないときは無理に分解しない
端子やマイク部分に異常が見られる場合でも、イヤホンを自分で分解するのは避けましょう。
ケーブルの被覆が破れている、マイク付近で接触が途切れる、別の端末でも認識されないといった症状があるときは、販売店やメーカーへの相談も検討してください。
購入したばかりの製品であれば、保証や初期不良対応の対象になることもあります。
よくある質問
Q. イヤホンから音は聞こえますが、マイクだけ使えません
A. イヤホンにマイクが付いているか、接続先の端子や変換アダプタがマイク入力に対応しているか確認してみましょう。
パソコンやWeb会議アプリで、別のマイクが選ばれていることもあります。
Q. イヤホンのプラグを挿せば、自動的にマイクも切り替わりますか?
A. 接続機器や設定によって異なります。
自動的に切り替わる機器もありますが、内蔵マイクやWebカメラのマイクが選ばれたままになることもあります。
Q. USB Type-Cの変換アダプタなら、どれでも通話できますか?
A. すべての製品が通話やマイク入力に対応しているとは限りません。
商品説明に「マイク対応」「通話対応」「ヘッドセット対応」などの記載があるか確認してください。
Q. マイクを口元へ近づければ、声は大きくなりますか?
A. マイクが口元から離れていると声が通りにくくなるため、少し近づけると聞き取りやすくなります。
ただし、近づけすぎると息や服がこすれる音が入りやすくなるので、録音やマイクテストで実際の聞こえ方を確かめながら位置を微調整してみてください。
関連コラム
Web会議で使うイヤホンを選ぶときの視点については、こちらのコラムも参考にしてみてください。
まとめ|マイクが使えないときは接続と設定を順番に確認しよう
イヤホンのマイクが使えないときは、故障と決めつける前に、マイクの有無や接続方法、端末側の設定を確認してみましょう。
イヤホンから音が聞こえていても、接続先の端子や変換アダプタがマイク入力に対応していないことがあります。
パソコンやスマートフォン側で別のマイクが選ばれていたり、アプリのマイク使用が許可されていなかったりすることも考えられます。
声が小さい場合は、マイクの位置や入力音量、周囲の環境も見直してみてください。
ひとつずつ順番に試すことで、原因のある場所を見つけやすくなります。